blog

”手探り”ナットウのお話

むかしむかし福山がマクモを始めた一番最初の頃

 

どうやって布のデザインをして、どうやって版を起こし、どうやってプリントしていってよいか
全く分かりませんでした。。。

 

”手探り”で、アドバイスをもらいながら、先ずは!とかつて「切り絵」をしていたこともあったことから、
カッティングシートを手彫りして『ナットウ』の一番最初の版の製作に取りくみました。。。

 

img_2854

 

”水玉を発酵させると・・・”というイメージで、
カッティングシート自体に下書きしながら彫っていく。

 

img_2855

 

 

それを大きなスタンプのように版をずらしながらプリントしていました。

 

まぁ、なんというかプリントに時間がかかるかかる。。。

 

そんなこんなでしたが、目にとめてくださる方々もチラホラ。。手にとってくださるかたもチラホラ。。。

 

2015年、産休明けの福山と、新たに加入した新木の「新・マクモ」の初のお仕事が・・・

 

img_2860-1

 

 

オニツカタイガーさんとのコラボレーションでした。

 

こちらは全て新木がプリントしたのですが、右も左も分からない中、またもや”手探り”!
それはもう沢山プリントしました・・・笑
ありがたい経験です。。。

 

そして2016年!前にいた縫い子さんがいなくなったあと、またもや縫製も”手探り”で二人で取りかかってできたクラッチバッグ。

 

img_2857-1

 

 

ゆきこさんの手で、またさらにとても素敵な仕上がりになりました~!

 

もちろん、ゆきこさんも”手探り”!
新木のめちゃくちゃな製作方法で出来上がったクラッチをもとに、試行錯誤・・・
生地の「厚み」や「伸び」を和合したしなやかに綺麗なものへ変身!

 

水色のベロア生地からインスパイアされた赤地に水色のナットウ柄は、いとしの水色ベロア終了の為、今のところこのできたふたつで最後になります。。。

 

時間を経て”手探り”続けた果てのクラッチバッグ。
私たちにとってもとてもとても愛おしいクラッチバッグです。

 

ページトップへ