ここのところ何をしていたんだろう。。
ふと我にかえると突然確かめようと記憶を辿りだすことがあります。
何をしていたんだんだろう、、と。
マクモハウスの辺りには、毎年この時期になると決まって『春の嵐』がやってきて、季節の移り変わりを激しく知らさせてくれます。
夜遅くまで染色をしていると、冬の間空け放っていた窓から少しずつ羽虫が入ってきて、染め場の蛍光灯にぶつかる音がする、、
疑いようもなく、春。。
マクモハウスのあたりは徐々に徐々に草花が増えてきて、鳥のさえずりで波の音も聞こえません。
”緑”というものが無い染料の世界で、マクモはそれを”黄”としとコミュニケーションします。
”黄”と”青”が何対何、、のように。
この時期、なぜだかこの”黄”に溢れた世界を見て、次々にアイデアが湧き出てくるような”気”になるのだが、、
やりたいことが多すぎて時間があっという間に過ぎていく。
とにかく染める。
とにかくとにかく。
”黄の染料”がとにかくなくなっていきます。
いろいろと新しいことに挑戦がはじまっています。
先ずは『手ぬぐい』から。