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“青”の不思議

先日、藍染や天然染で有名な『宝島染工』さんを訪ねる機会がありました。
 

 
天然染料でのいろいろな工夫の一端を聞かせてもらうことができたのですが、

その中で「あぁなるほどなぁ」と腑に落ちたお話しが。。。
 
『緑茶は淹れたばかりだと黄緑でしょ?それがそのまま次の日の朝まで置いておくと黄色になっちゃう』

 
”青”というものは、とても不安定で次の日にはとんでしまう。。
 
そういえば、あたり一面の木々草々の緑が、夏を過ぎてみるみる黄色くなっていくなってくような。。。

 
それは友達であるハーブティやさん『FlowerTea』も言っていたことだけど、
自然界由来のものでの”青”という色は、キープし続けるのはとても難しいのだとか。
 

(【FlowerTea】さんの布製の看板は「藍染」の「倉敷産帆布」にショッキングピンクで「顔料プリント」したものです!)
 
 
ああ。。ふと、「青いバラ」なんてフレーズも思い出した。。
 
「空が青いのはナゼ?」
 
「幸せの青い鳥はドコ?」
 
気になりだしたら世界が青一色!
 
実は手捺染でも”青”の色はとても安定しづらいのです。
 
色糊をのせて蒸し・洗いをする工程のなかで、理屈としてはいつまでも「色落ち」する染料のなかで、
”青”というのは間違えると「褪せて」きてしまうし、また「滲んで」しまう。
 
おまけに、光と影みたいなものをよく読みこんでしまうから「ムラになりやすい」。
 
しかも”青”の染料の種類は他の色と比べてヴァリエーションが豊富ときた。
 
自由があるだけ大変な世界だけど、楽しくてしょうがない。
 
そんな”青”の不思議。
深い深い”青”の世界。
 
【宝島染工】http://www.takarajimasenkou.jp/
 
【FlowerTea】http://www.flower-tea.jp/
 
 
(新木)

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